東山寺は、弘仁10年(819年)に弘法大師によって建立されたと伝えられる真言宗の古刹。春の到来を告げるサクラや、それに続いて咲くフジも見ごたえがあるが、圧巻は秋の紅葉。境内に向かう参道は真っ赤に色づいたモミジに包まれ、山あいの古刹に荘厳な雰囲気を醸し出しています。また、この時期は夜間モミジのライトアップもあります。
その優美なシルエットから「淡路富士」と呼ばれ親しまれてきた先山は、秋の深まりを伝える彩り豊かな景色や美しい眺望が、洲本八景にも数えられる風光明媚な土地。この山頂にある千光寺は、淡路山岳信仰の中心となってきた名刹で、秋の紅葉シーズンには、荘厳な建物に挑むように色づく紅葉を一目見ようと多くの人が先山を訪れます。
古くは万葉の時代から歌に詠まれた由緒ある自然公園で、春にはソメイヨシノを見物に訪れる花見客、秋には「紅葉の滝」の異名を持つ落差15mの滝を覆い紅葉するモミジを見に来る観光客たちで賑わいます。また、滝から池のほとりを歩く散策コースは風情があるので、常隆寺山のハイキング途中にぜひとも立ち寄りたい場所です。
本尊である名号石に「南無阿弥陀仏」と刻まれているのは、弘法大師が刻んだものと伝えられています。陀仏川の源流に位置し、近くの住民や会社員の散歩コースとなっており、渓流に映える多数の大木モミジは市内一です。名号石までの道は地元の住民会の協力により整備されていますが、基本的には細く対向するのは難しい道です。紅葉の時期には島外からも多くの人が紅葉狩りに来られています。
春にはナノハナ、夏にはクレオメやヒマワリ、秋にはサルビアやコスモスの花が咲き、大阪湾まで見渡せる広大な斜面を覆い尽くします。さまざまな草花と花木が植えられた花壇や歓びの庭では、季節ごとに異なった花が咲き、訪れる度に新鮮な表情を見せてくれます。また園内にはレストランや農産物の直売所も設置されています。
秋になると、高田屋嘉兵衛屋敷跡にある大変珍しい3本のラッパイチョウが黄金色に色づきます。
ラッパイチョウはイチョウの変異種で、通常の葉に交じってラッパ状に巻いた葉をうけます。大変珍しく全国でも30本程度しか確認されていません。
収穫の秋を迎える淡路島では、豊作豊漁に感謝する秋祭りが全島で開催されます。淡路島が誇る様々なだんじりを目にする事ができる数少ない機会でもあります。そして祭りを楽しんだ後は、是非、実りの秋を迎えた淡路島ブランドをご堪能ください。
弁天祭の最終日にとりおこなわれる「御神幸(ごしんこう)」は同祭のメーンイベントで、神様が年に一度、街に見回りに出て家内安全や商売繁盛などの福を授けるという伝統行事。白装束の奉仕隊 が白布に包まれた御神体を背負い街中を練り歩く 御神幸は日本の奇祭の一つにあげられています。
鳥飼八幡神社の秋の例大祭は、境内に続く石段を登る舟だんじりの宮入りや太鼓の総ねり、大綱を引き合い豊作・大漁を占う大綱引きなどが賑やかに行われます。舟だんじりが神社の急な石段を上り下りする様子は圧巻で、舟だんじりの一番の見せ場に観客も沸き立ちます。
宵宮では、珍しい「つかいだんじり」や、 獅子舞も見られる。 本祭りでは各地区から引きだんじりが登場し、鐘や太鼓の音に合せ、威勢のよいかけ声とともに練りこみがされます。
毎年10月第2土曜:宵宮、第2日曜:本祭り
世界的に有名な神戸ビーフや松坂牛のルーツは淡路産の但馬牛にあります。今日もなお、淡路島では、優れた母牛ばかりを選定し、計画的な交配を行い、そして生まれた優秀な資質を保存継承することで、超一流の肉質の向上に努めています。
淡路島近海は夏の終わりから秋にかけて、アジやイワシがたいへん多くなる季節で、それらを餌とするひらめも身に存分に旨味を蓄えます。
豊かな緑に包まれたくつろぎ空間。スポーツに温泉、バーベキューに自然散策と楽しみ満載の総合リゾート施設です。温泉の泉質は、フッ素イオンを含む温泉。特色は、無色透明、無味無臭、保温性が高く、体の芯まで温まると好評。スポーツ後のリフレッシュに最適です。